若きチェリストの憂鬱 [BL小説 神奈木智]
神奈木智 著。
受(宮原奏都):チェロを学ぶ高校生
攻(伊集院遥):ピアノ教師。元ピアニスト
5歳で両親を亡くした奏都には「あしながおじさん」がいる。しかしある思いからもうチェロをやめたいと思い切って言うと、それまで頑なに会ってくれなかった「あしながおじさん」と会うことに。一方、友人・理多とともにレッスンに行った先で出会った元天才ピアニストの遥は、奏都の欠点を遠慮なくずばずばと言ってきた。遥の態度に反感を募らす奏都だったが……。
受けに二人の男が言い寄る三角関係の話かwktk☆とか思ったのに……違った(;´Д`)
あとがきによると『古き良き少女漫画』の世界にしたかったみたいだが、「あしながおじさん」のカラクリにはあまりにあまりでちと閉口。。。そんな捻りもなにもナイ……
つかこの二人に体の関係はいらんよなーとか思った。
エチシーンを無理して書いてるような感を受ける。
遥は奏都が封印している才能をこじ開け引き伸ばし、奏都はそれにより成長し、遥自身もその奏都を見て成長していく――てな関係はプラトニックの方が逆に萌える気がする。
ぶっちゃけ、一番大事な、奏都が殻を破りチェリストとして成長し始める、高揚感にも似た感じは描ききれてなかったと思う。
どーでもいいが、
理多の好きな人は叔父さんだろー!なんでそうなるんだよー!
と憤慨しながら読んでた自分乙w
こっちのカラクリの方が「えええええー!……やられたw」と思った(;・∀・)ノ
2009-08-10 22:14
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