恋愛派閥 [BL小説 華藤えれな]
華藤 えれな 著。
受(瑞木春寿):二世議員(与党)
攻(高透彰平):二世議員(野党)
一期で辞める。そんなことまで言うやる気のない高透に憤る瑞木。実は高透は元総理大臣だった父を表面上事故死に見せかけて暗殺されており、その犯人に復讐するために政界入りしたのだった。不正を許さない瑞木は復讐することを奨めるが、その犯人は自分の父親だった……。
瑞木のキャラが面白い。
真面目に政治に取り組んでいて、真面目すぎてオヤジ臭い。
普通にしゃべってても論語を織り交ぜてくる。
容貌美しいことこの上ないのに、ダサいスーツを身につけ、部屋で錦鯉を飼う三十代……。
最後の最後まで高透が(;´Д`)ハァ……としてるのがウケタw
どのキャラも一癖も二癖もあって、事件はそう驚くほどでもないんだが、キャラで面白さを引っ張ってた。
腹黒な弟、(・∀・)イイ!!
でもなんといっても瑞木。
酒に弱くて酔うとメロメロになっちゃうとこも可愛いが、
とにかく妙にヘンで、言動に始終吹いた。
2009-04-06 21:48
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