奥さまは18歳! [BL小説 ひちわゆか]
ひちわゆか 著。
受(柏木智生):新妻な奥さま
攻(柏木正義):公務員
柏木さんちの新妻・智生は公務員の旦那様・正義と新婚ホヤホヤ、穏やかで幸せな毎日を過ごしていた。だが智生には正義にも秘密にしていることがあった。それは……智生は関東雪村会総長の跡取りだということ。智生自身は跡を継ぐつもりはなかったが、周りは智生のことを放っておかない。そしてある事件が起き……。
( ゜д゜)
( ゜д゜)))ハッ
あまりにフツーに繰り広げられる世界観に意識が飛んでしまったYO!
朝から煮干で出汁をとり味噌汁をかいがいしく作る智生。
でも料理はちょっと苦手☆だから教わりに行く。
そして「新婚さんは裸エプロンだろー」と言われ、どんなエプロンを買えばいいのか、どこで買えばいいのか、本気で悩む智生。そんな智生を微笑ましく甘やかす夫。
相合傘で帰るちょっとした幸せに胸が締めつけられるほど幸せを感じる――そんな夫々生活。
いやスゴイ。
えー今時こんな新妻いるかいな(;´∀`) 的に繰り広げられる夫々生活。
ちなみに夫々(ふうふ)生活。。。
ちなみに料理教えてくれるのも、先輩夫々の主夫だぞ(・∀・)ノ
さらに。
実は智生は893の総長となるべき跡取り。
智生自身は拒否しつつも、ある事件で人を助けるために危ない橋を渡る。
伝説化さえしている前総長であった母親の名を語り女装して潜入だ(・∀・)ノ
そしてそこには……夫そっくりな男がーーーー!!!
(・∀・)ノ
何年前の少女漫画だ=3なシーンがこれでもかこれでもかって続くよ。
そのためらいのなさに、ちょっと驚いたよwww
そんなほのぼの路線なわりに、最後のエチシーンは真逆にハードでΣ(゜Д゜)キョーガク!!w
二人のなれそめとかそんなんはどーでもいいの(・∀・)?
……てくらい語られず、当たり前のようにいちゃいちゃ新婚カップルが語られるものビックリしたw
最後の最後でやっと攻め側からそれらしいのが語られたけどね。
いろんな意味ですごいwと思った小説だったよ。
最悪 [BL小説 ひちわゆか]
ひちわゆか 著。
受(橘英彦):大手総合商社課長
攻(有堂京一):青年実業家
異例のスピードで出世を果たしている英彦の前に現れたのは、昔、最悪な思いをして三行半をたたきつけた有堂だった。自信家でずぼらで下品で…いちいち英彦の神経を逆撫でする有堂だったが、たまらない魅力にも溢れているのも事実だった。そのことに再び気づかされた英彦は……。
ちょ……もう何この攻めwww
脱いだら脱ぎっぱなし。風呂入ったら散らかし放題。ヘビースモーカーな上タバコで新品のシーツに穴あけてもおかまいなし。etc. etc. etc. あげく寝転んだままで「ビール」。
(;´Д`)最悪だ……
と受けが思うのも無理はないw
大半の女子も「こんな男、ヤダ!」と思うに違いないよーな攻めだが、こんだけ【最悪】を印象づけておいて、
えええーっ何この攻めカッコイイ!(;゜∀゜)=3ハァハァ
と印象をがらりと変えるエピが仕掛けられていたよ。
豪雨の中、頼もしい姿を見せられちゃうってだけなんだけど、
そういうのがねー、いいんだよねー(・∀・)ノ
いや、上手い!と思った。
最悪っ最悪っ別れてやる!と何度も思いながらも、結局、有堂のとこに戻ってしまう英彦のジレンマが手に取るようにわかるわw
英彦は、自分では絶対勝てないものを持ってる有堂にコンプレックスも抱いてる。
いつもブチッっと切れて出て行く理由は些細なこと(ぷっちんぷりん食べられた…とかw)なんだけど、そういう奥底にあるプライドを刺激されてるって間柄も良かった。
つか……1500万円を有馬に一転買いで突っ込む攻めにくらくらきた。。。
しかも大穴に。。。
最悪だw
笑ったよー。面白かった!(・∀・)ノ
キャンディ [BL小説 ひちわゆか]
ひちわゆか 著。
受(嘉島匠):会社員
攻(上杉紀章):家具デザイナー
ちょっとした出来事で仕事上つきあいのある上杉に自分の性癖を知られてしまった匠は、その後上杉に追い詰められる日々に陥ってしまった。だがその日々に匠は……。
あーあーあーあー。
コレ、自分的に地雷な話だった……(;´Д`)
甘い話だと思っていた自分涙目。
攻め → 好きな子は苛めたおしたいお!
受け → 苛められたいおー!
なんつー鬼畜眼鏡ドS攻め。。。
受けちゃんは受けちゃんで苛められたいのが好きだなんて認めちゃダメだダメだダメだ……好きだ…
と、互いにあまり相手には認められないよーな性癖のため、偶然とはいえピッタリな相手と出会えて良かったね!
な話でした。
SMなんだものー。苦手なのだ。すんません。。。
上杉兄の話も収録。
兄も弟に負けずおとらずの鬼畜ドS。。。
つか……この兄弟……(;´Д`)
12時の鐘が鳴る前に [BL小説 ひちわゆか]
ひちわゆか 著。
受(朋也):負けず嫌いの高校生
攻(叶公顕):人間不信に陥ってる医師。ただいま休業中。
事故で骨折し自宅療養中の叶のもとに家政夫としてバイトすることになった朋也。風俗店を営む悪友がよこしたため、叶は朋也をデリヘルで働く男だと勘違いする。いきなりセクハラされるわ苛められるわで散々だったが、元来の負けず嫌いの朋也はへこたれながらも働き続ける。冷たくて嫌な奴でしかなかった叶なのに、彼を知れば知るほど惹かれてしまう朋也。叶も朋也が来てからの穏やかな日常に心を解かし始めていた。しかし朋也のしたあることに叶は「出て行け」と口にしてしまい、「出て行け」と言われた朋也も……。
攻めが半分過ぎてもツンツンです。
朋也が風俗店で働く男、と勘違いしてるので態度が冷たい。
いきなりの嫌がらせが乳首間の距離の測定です。
そんな攻めなのだと思って先にイラストぱら見してると。。。
だからって、いくらなんでもソレはまずいだろう!(((( ;゜Д゜)))
……途中の円陣絵にダマされましたw
ちゃんと文章読んでると納得なイラストなんだけどwww
変態な攻めじゃないデス。
叶は両親の死にちと問題あって人間不信に陥っているのです。
だから他人に対してツンツンツン(`Д´)
それに負けずに立ち向かっていく朋也によって再び温かみを取り戻していくのです。
互いにすれ違ってた二人が徐々に和解しあっていく姿に、きゅんきゅんきゅん!
和解後なんてもう……(;´Д`)ハァハァ
しかも叶さんてばなんてねちっこい……(;´Д`)ハァハァ
読後、大変きゅんきゅんいたしました(・∀・)ノ
題名の通り、ちょっとしたことをシンデレラにかけていてそこがまた良かった。
えっとー。
遊佐攻めでCD化して欲しい!(゜∀゜)アヒャ
チョコレートのように [BL小説 ひちわゆか]
ひちわゆか 著。
受(静京一):SE
攻(梶本):……?
同僚・永瀬にプロジェクト案を横取りされ、永瀬を友人と思っていただけに京一は項垂れ呆然と橋の上にたたずんでいた。そんな京一に声をかけてきたのが梶本。彼は恋人を永瀬に横取りされ、彼を恨んでいるなら一緒に復讐しようという。永瀬はゲイだから、俺がいろいろ教えてやる……。もっさりとした髪型も服装も変えられ、あげく身体も蕩けるほど変えられてしまい……。
作者本人も書いてますが「お約束」満載。
髪型を変えられ、スーツをあつらえて貰って……
「鏡に映るこれは誰?これが……私?!」
……とならない京一w
好き勝手にされ切れて切れて切れまくる。手の付けられない猫ですw
そういう猫を手なずけることに男の喜びを感じる梶本に言いようにされちゃいますw
お約束な展開ではあっても、キャラ設定が個性的で面白かった。
梶本が下戸でチョコ好きで世界名作劇場好きって。そんな攻め見たことナイw
甘甘でトロトロで満足(・∀・)ノ