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純白の条件 [BL小説 雪代鞠絵]


純白の条件 (B‐PRINCE文庫)

純白の条件 (B‐PRINCE文庫)

  • 作者: 雪代 鞠絵
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/07/07
  • メディア: 文庫


雪代鞠絵 著。

受(香芝羽根):高校生
攻(海棠日夏):高校生

海棠家の分家に生まれた羽根には秘密があった。両性具有である羽根は小さい頃名前も与えられず座敷牢に住まわされていた。その羽根を外へと出してくれたのは従兄弟である冬月だった。医者である冬月に身体を毎週診察されている羽根だったが、その関係に激しく嫉妬をみせる日夏に羽根は……。


すべてにおいて設定が好みなのに、すべてにおいて勿体無い!
当て馬である冬月(兄)がかなり危なくイヤらしい事をしていながら、
悪に徹しきれないまま最後はなんだったんだーで終わってしまって。。。

冬月を中途半端にしてしまうと、攻めである日夏(弟)の存在が訳分からなくなる。
一人でぷんすこ怒ってるというか……。

羽根にしても、海棠家の古くから伝わる因習っぽい存在で、ふたなりで、
美味しい設定盛り込んであるのにぼや~としたまま終わってて……
つか……せっかくのふたなり設定なんだったんだあああ(;∀;)

ほんとに……勿体無かった。
冬月美味しい面白いキャラだったのに……。
イラストも羽根が子ども過ぎて、そこも勿体無かった。

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