ココロノイロ [BL小説 栗城偲]
栗城偲 著。
受(楠天音):高校生
攻(百々眸):高校生
義理の父親へ密かに思いを寄せていた天音はそれをキャンパスに塗り込めていた。高校入学と同時に、天音の描く抽象画に興味を持つ同級生百々が現れる。そして百々はその絵に込められた天音の思いにさえ気付いて……。
自分の、ドロドロとした感情をキャンパスに塗り込めていて、
抽象画ゆえに誰にも今までそれを気付かれなかった天音の前に
それを読み解く人物が現れて……
自分の気持ちを理解してくれる他人の登場。
ココロノイロを読み解いてくれる人。
どこか叙情的な雰囲気漂っていてイイ。
続きは思春期の甘酸っぱさが加わってた。
実は、義理の父親に許されない思いを~というあらすじで、ドロドロした話を想像してたけど
そんなことは全くない爽やかな話だった。
肩透かし感よりもこれはこれで高校生の等身大の恋な雰囲気あって良かった。
2013-06-10 21:39
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