獅子の旗のもとに [BL小説 松岡なつき]
松岡なつき 著。
受(ユーニス):リカルドの侍従
攻(リカルド):ヴェネツィア海軍軍人
16世紀、ギリシア人のユーニスはトルコ人の海賊に襲われたところをヴェネツィア共和国海軍軍人であるリカルドに助けられ、以後彼に仕えてきた。いつのまにか抱いてしまったリカルドへの恋心に苦悶するユーニス。ある日、ふとしたことでリカルドの寵を受けユーニスは幸せに浸るが、その幸せは長くは続かなかった。リカルドが本国へと旅立ったとたん、ユーニスのいる島にトルコ海賊が来襲したのだ……。
ユーニスの気持ちに応えてやるつもりで抱いたのに、ハマッてしまうリカルド(・∀・)ニヤニヤ
ユーニスにとにかく優しくしてやるリカルドはとにかく甘甘で、しかも松岡さんもそこんとこはじっっっくりと書いていて、思わず没頭して読んでたw
かなり幸せな気分で全体の半分が過ぎるんだが、とたんに地獄のような展開にorz
トルコ人の海賊に捕らわれて、気に入られちゃったユーニスが生き残る道は……それはもう決まって……・゜・(ノД`)・゜・
後半は相当胸が痛んだよ。前半幸せだっただけに!
16世紀ヴェネツィア共和国を舞台にした歴史モノ。
松岡さんらしく、なんちゃって歴史モノにはなってないんだけど、文章もなんだか稚拙だし、話も唐突感が多少あって不思議だったのだが、これって相当昔の作品なのね。1993年初出、04年出直しの模様。納得。
また書かないかしらね、この時代。読みたい。
2009-04-19 21:32
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