高慢な天使と紳士な野蛮人 [BL小説 ふゆの仁子]
ふゆの仁子 著。
受(槇哉千里):裏カジノオーナー
攻(大門領):ディーラー実は…
表は合法カジノ、裏では政財界の遊び場である違法カジノを経営する槇哉。幼い頃から槇哉の世話をしてきた猪狩が引き抜いてきたディーラーは、六年前、槇哉が初めて抱かれ溺れた男だった。しかし大門はその事を忘れたかのように振る舞い、従業員に手を出す始末。少し前から執拗な嫌がらせを受けていた槇哉は、店で交されるエンジェルスノーという言葉と大門の動き、そして下僕のようであった猪狩の不審な動きに疑惑を募らせていく……。
えっとー。
槇哉にさっぱり感情移入ができない。
たぶん女王様受を書いてるんだろうが、縦のものを横にしないってのが女王様ではないだろう。
つか、女王様受ならツンツンして欲しいんだが、槇哉は自分をないがしろにする大門をめちゃくちゃ誘うんだよな。誘ってもいいけど、誘い方が色っぽくもないし、面白みがまったくナイ。
缶ビールのプルトップさえ人に開けさせるほど槇哉は本当になーんもしないんだが、その設定は結構面白いのでそのままツンツン高慢でいけば良かったのに。そしたら綺麗な顔して傲岸不遜な「高慢な天使」になれたよ。やまね絵にもピッタリ嵌っただろう。
事件もまぁ中途半端だし。
大門の正体も驚かないし。つか攻めも好みじゃない=3
やまね絵もったいないなー(本音)
2009-04-02 23:35
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